雑記

in the blue shirt アリムラ氏と同じ形式で日記を書こうと思い立つ。

140字では書き残せないことが人生には割と多い。

サーバーやドメインに金銭を払って自分のブログも持っているが、新しくはてなブログで始めようと思う。そのほうが気楽だよね。

 

11月某日

高校時代の親友から結婚報告。

夏に帰省した時に今年中に結婚するかもとは聞いていたが、やはりいざ婚約指輪を見ると驚く。

大学進学時に友人とはバラバラになってしまうことが多い我が故郷札幌であるが、大学進学後も何度も遊んでいる大切な友人。高校ではクラスも3年間同じだったし、振り返ると、歓びの時も悲しみの時も支えてくれていたような気がする。自分の頭の回らなさで厄介ごと起こしたり、好きだった女と絶縁したりなどして精神が死んでいた時も心配してくれていたことを思い出す。感謝して止まない。

しっかりした面もアホな面も昔から見てきているが、もう家庭を持つようになったのかとしみじみ。自分達ももう25歳であるので、年相応と言えばそうなのか。

どんな人とこれから暮らしていくのだろう。次に地元に帰ったら挨拶しに行きたいものである。大切なパートナーと幸せに暮らしてほしい。

一方自分はというと、未だ大学院生をやっているし、付き合っていた彼女とも数週間前に別れ、一体何なのかという日々。社会との隔たりを感じざるを得ない。しかし自分で決めた道だから全うするしかない。

自分に家庭を持つほどの度量があるのか、ここまで持ち越してしまった完全に終わってる感性をいつになれば置いていけるのか、改めて考えさせられる日々である。

 

11月某日

体調を崩して2日程寝込んでいた。このご時世、信じられるのは己の体力、免疫力。机に向かってるだけの日々も何とかしなければなあと痛感。かと言って寒くなってきたしランニング等する気にもならない。無情。

東京にほぼ行かない大学生活を送ってきたが、重い腰をあげ、東京の友人と会う約束を取り付けた。来年からどこに住むか分からないが、もし関東以外の土地であれば自分はもう東京に遊びに行くことなんて無いと思う。安くはない交通費をかけてわざわざ東京に行こうと思えるのはきっと学生時代だけだ。高校時代の友人なんてもしかするともう話すことなんて無いのかもしれない。でも会っておきたい。数少ない過去と向き合っておきたい気持ちを大切にしたい。金ならある。時間ならある。

 

11月某日

やっぱり人がたくさん居る飲み会は苦手だ。何回も繰り返さなくていいように、もっと深く創作の世界に潜ろう。一人でいるためにはそれしかない。

 

11月某日

Triple Fという軽率ダンスミュージックをインターネットへup。気力が無くてミックスもマスタリングもさぼってしまったけどいずれやろう… 出来るのか、俺。

DTM初心者の自分、曲を作ってると常に学びがある。この曲からはシンセのレイヤー、ライザーサウンドアルペジエーター、リリースカットピアノ、半音ずつ下がってくコード進行バリ気持ちいい、などを学んだ。世に残していきたいと思うのは歌物だけど、せっかくだしインストもたくさん作っていこう。時間ならあるはずだ。

 

11月某日

OPJ2020にて優秀講演賞受賞。素直にうれしい。ここ最近で一番嬉しかったかもしれない。人並みにしか研究を頑張ってこなかった3年間であったが、一つでも学会で賞を取れてほっとしている。ゆっくりながら積み上げてきたもの、光学やPhCへの愛、そういうものをこういうオフィシャルな場で評価してくれることは相当な財産になる。まだもう一つデカい学会があるからそこでも受賞できるようにあと2ヶ月頑張ろう。来年からもアカデミックの世界に片足を突っ込んでいたいがどうだろう、こればかりは会社に入ってからの運ゲー要素もあるから何とも言えないな。

 

11月某日

世界を変えに来たよ、という曲をup。大学3年生くらいに作った曲をアレンジ。メロディも歌詞もキャッチーで我ながらとっても素敵な曲に仕上がったと思う。こんな曲をたくさん作っていきたいし、誰かに聞いてほしいから頑張るしかない。ひたむきに。

DTMが少しずつだけど分かってきた。サンクラにupした曲はやっと10曲。目標である100曲はまだまだ遠い。そこまでに自分はどんな曲を作れるようになるんだろうか。

 

11月某日

2年ぶりくらいに連絡をとった友人と紅葉を見に山へ。車中、積もっていた色々な話を交わした。彼女は人の命を救う仕事をする。自分は会社orプライベートで何か他人の役に立てるのか。漠然と、何か成し遂げなければならないと思う。

紅葉はしてなかった。残念。

 

11月某日

友人と我が街である浜松を散策。普段行かないエリアをたくさん歩いたら全然知らないgoodなお店がたくさんあった。おれはこの6年間この街で何を見てきたんや… もっと早く出会いたかったものや人が多すぎる。のんびり生き過ぎてしまったな。今からでも人生のスピードを速めるには遅くないのだろうか。段々とギアが入っていく感覚は、確かにある。

そして、こんな状況でどうやったら好きな人を好きじゃなくなれるのか。10年前にも思ってたことを未だに思ってる。はやく環境を変えたい気持ちと、環境を変えたら10年前みたいにもう会わなくなってしまうだろうなという切なさと、色々と考えてしまう。

余計なことを考えそうになったらすぐにDAWに向かう日々。DTMは気持ちを楽にさせてくれる。集中してる間は音楽のことしか考えなくていいし、終わった後は心のもやも少しだけ晴れている気がする。

 

11月某日

紅葉のリベンジに小国神社。他の大学にも有難いことに親友と呼べる人たちはいる。初めて少し遠出したけど、気の合う人と過ごす時間はあっという間だな。もう働いて2年目になる友人は来年に結婚を考えているらしい。またも社会との隔絶を感じる日々。おみくじ引いたらとにかく女に気を付けろとの記述。神様は何が見えているんだろう、教えてくれ。

行きつけと言える居酒屋に連れて行ったら喜んでくれて嬉しかった。美味い飯、美味い酒。それでええ。

 

11月某日

もう大学生活も短いし、久しぶりに軽音楽サークルに復帰することにした。久しぶりのベース、久しぶりの爆音。さすがにあと3ヶ月だしコピーバンドしかやらないと思うけど後輩たちと音を鳴らすだけで楽しみである。やはり自分にはバンドマンの血が通っているのだと思う。修論等々、とても忙しくなってしまうけど頑張ろ。自分の人生を豊かにするために、思い出に花を添えるために。